今話題のNFTアートとは?初心者向けに出品・販売方法までわかりやすく解説!

NFT

近年、海外のオークションにてNFTアートが75億円で落札される、小学生の自由研究で数百万円の売上になったなど、話題を集めています。
この記事では、NFTとは何か、NFTの販売方法について初心者のかたでもわかるように解説していきます!

NFTを始めるには、取引用の仮想通貨「イーサリアム」が必要になります!まだ仮想通貨取引所の口座を持っていない方は、アプリダウンロード数No.1のCoincheckが非常におすすめです!

NFTとは

NFTとは、Non-Fungible Tokenの略語になります。
ではNon-Fungible Tokenとは何か?
Non-Fungible Tokenとは、直訳すると「代替不可能なトークン」という意味になります。

日本語にさらに分解すると以下に訳すことができます。
代替不可能:とって変わることのできない
トークン:しるし

NFTは、本来ならば簡単にコピーできてしまう、画像や動画などのデジタルデータを唯一のものとしてその所有者を証明するものです。

NFTアートとは!?

NFTアートとは、NFTとデジタルアートを組み合わせた作品のことを指します。
これまでデジタルアート作品はネットの普及に伴い、コピー&ペーストが容易に行え、作品の気象性、所有者の有無が不明確でした。

しかし唯一のものとしてその所有者を証明できるNFTによって、デジタル作品の希少性を保証することが可能になり、アーティストも購入者も満足できる点からNFTアートは大きく期待されています。

NFTアートの作品例

では、どのようなNFTアートがあるのでしょうか?作品例を見ながら解説していきます!

75億円で落札! 「Everydays – The First 5000 Days」Beeple

デジタルアート作品『Everydays – The First 5000 Days』が75億円で落札され、世界最高額のデジタルアート作品として一躍話題に上がりました。

史上最高額のNFTアート落札した「シンガポールの謎のファンド」 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
3月11日に終了したクリスティーズのオークションで、ビープル(Beeple)と呼ばれるアーティストのデジタルアート作品が約6935万ドル(約75億円)という驚異的金額で落札された。この作品はNFT(ノン・ファンジブル・トークン)に基づいたア...

5年分の自撮りが1億円に!?

こんな作品があるのかと私も驚愕した作品です!

インドネシアの大学でコンピューター・サイエンスを学ぶ、22歳のSultan Gustaf Al Ghozaliさんが、18歳から22歳までの5年間、毎日撮り溜めた自撮り写真をNFTアートして出品。1,000枚ほどの写真が売れ、価格が上がった結果合計100万ドル(約1億1400万円)に到達!

日本人の生涯年収平均の半分を自撮りで稼いでしまうという衝撃的な作品でした!

インドネシアの大学生、5年分の自撮り画像で作ったNFTアートが1億円になる
無表情な顔も継続すれば大金に。インドネシアの大学でコンピューター・サイエンスを学ぶ、22歳のSultan Gustaf Al Ghozaliさんが、18歳から22歳までの5年間、毎日PCの前で撮り溜めた自撮り写真をNFTアートして出品。ひとつ3ドルからのスタートでしたが、1,000枚ほどの写真は半数近くが売れ、どんど...

小学生の自由研究が380万円に!Zombie Zoo Keeper(ゾンビ飼育員)

今回の事例は、日本の小学生が自由研究でNFTアートに挑戦したところ出品した作品が最高で2ETH(約80万円)で落札!合計で380万円を売り上げ一躍話題になりました!

【NFT狂想曲】なぜ、小学3年生の夏休みの自由研究に380万円の価値がついたのか
デジタル作品を唯一無二のものとして証明できる「NFT」。ドット絵をNFTとして売ってみたある小学3年生のアート作品には、今300万円以上の価値がつけられている。

NFTアートの特徴

NFTアートの特徴は以下の5つです。

  • 唯一性を証明可能
  • 改竄が不可能
  • 作成者/所有者を記録可能
  • 売買による投資が可能
  • アーティストへ公平な報酬が支払われる

NFTアート作成・販売方法

意外と簡単に作成できるNFTアート!ここではその作り方と販売方法について解説していきます。

NFTアートの作成方法

NFTアートは、皆さんもよく知るphotoshopやIllustratorや動画編集ソフトなどで作成することができます。NFTアートの対応フォーマットは以下になります。

画像・写真:JPG, PNG, GIF, SVG
動画・ビデオ:MP4, WEBM
音楽・音源:MP3, WAV, OGG
3Dモデル:GLB, GLTF
※最大ファイルサイズ:40MB

NFTアートの出品・販売方法

続いては、作成した作品を出品・販売する方法について解説していきます。
以下の方法で出品・販売できます。

  1. NFTマーケットプレイスに登録
  2. 仮想通貨取引所の口座を登録する
  3. ウォレットを作成する
  4. ウォレットに取引に必要な仮想通貨を送金(イーサリアムなど)
  5. NFTマーケットプレイスで価格などの販売条件を設定
  6. 出品・アップロード
  7. 販売開始

NFTマーケットプレイスに登録

NFTマーケットプレイスとは、作成したNFTアートを出品したり、その他の利用者同士がNFTアートを仮想通貨(イーサリアム)で売買できるプラットフォームのことをさします。
人気のNFTマーケットプレイスは以下の通りです。

人気のNFTマーケットプレイス

  • OpenSea
    【海外】世界最大級のNFTマーケットプレイス
  • Coincheck NFT(β版)
    【日本国内】仮想通貨取引所のCoincheckが2021年3月にそのサービスを開始し、取引所とNFTマーケットプレイスが一緒になったサービスです。
  • Adam byGMO(β版)
    【日本国内】Adam byGMOは2021年8月にGMOアダム株式会社がサービスを開始。
  • Rarible
    【海外】Raribleは2020年にRarible社(アメリカ)が開始したサービス。
  • SuperRare
    【海外】SuperRare社(アメリカ)が運営するサービス。
  • nanakusa
    【日本国内】日本初となるNFTマーケットプレイス。

まずは上記のサービスに登録を行います。

仮想通貨取引所の口座を登録

次に取引に必要な仮想通貨(イーサリアム)を手に入れるために仮想通貨取引所の口座開設します。
日本国内でおすすめの仮想通貨取引所は以下になります。

おすすめの仮想通貨取引所

  • Coincheck
    2014年8月に運営を開始し、東証一部上場企業「マネックスグループ」が運営する仮想通貨取引所。
  • bitFlyer
    株式会社bitFlyerが運営するビットコイン取引量国内No.1の仮想通貨取引所。
  • DMM Bitcoin
    「DMMグループ」を親会社に持っている仮想通貨取引所
  • GMOコイン
    「GMOインターネットグループ」を親会社に持っている仮想通貨取引所

まずは、一番人気のCoincheckで口座開設を進めてみましょう!

ウォレットを作成する

次にウォレット作成に入ります。NFTプラットフォームを利用する場合、資金管理のためにウォレットを作成する必要があります。いわゆるNFTプラットフォーム内の財布の役割をするものです。

おすすめのウォレットは、MetaMaskです。
GoogleChromの拡張機能に追加して使用することが可能となっています。

拡張機能に追加したところで、ウォレットの作成ボタンを押し、ウォレットが作成できます。

ウォレットに取引に必要な仮想通貨を送金(イーサリアムなど)

先ほど作成したウォレットに仮想通貨取引所から送金を行います。送金手順は以下になります。

送金手順

  1. コインチェックの会員ページメニューから「コイン送金」に進む
  2. Ethereumを送る を選択
  3. 送金する金額(ETH)を入力し、MetaMaskへ送金

NFTマーケットプレイスで価格などの販売条件を設定

続いては、作成したNFTアート作品をOpenSeaで出品するにあたり、金額など各種設定を進める必要があります。下記フローで出品が可能です。

OpenSeaでの出品手続き

  1. OpenSea 画面右上の『Createまたは中央の『作成』をクリック
  2. Create new item』というページが表示
  3. 作品データのアップロードおよび必要事項に記載
  4. すべての入力が終われば、画面下部にある「Create」をクリック

出品・アップロード

上記、フローで詳細の設定を行なったら、あとはアップロードすることで自身のNFTアートの販売を開始することができます。出品するまでは簡単ですが、そのNFTアート作品の背景・意図を説明することや価格帯、インドネシアの大学生のような独創性がないと簡単には売れないのもNFTアートの特徴です。

OpenSea出品時のガス代について

ガス代とは、イーサリアムのネットワークである、イーサリアムチェーン利用時に発生する手数料のことを意味しています。OpenSeaは、イーサリアムチェーンを利用しているため、OpenSea利用時にガス代が発生します。ガス代の価格は、取引量によって変わります。ガス代は、「Gwei(GASの単位)×ガスリミット(GASの上限)」で算出されます。

ガス(GAS)代の現在価格を確認する方法

ガス代は、GAS NOW』で確認することが可能です。ガス代は、ETHのネットワークの利用や、NFTへの注目度によって変化する可能性が高いため、平均的な相場を決めることが難しいものです。

この記事のまとめ

まとめ

○NFTアートとは
NFTアートとは、NFTとデジタルアートを組み合わせた作品のこと。

○NFTアートの特徴
唯一性を証明可能
改竄が不可能
作成者/所有者を記録可能
売買による投資が可能

○NFTアートの販売手順
NFTマーケットプレイスに登録
仮想通貨取引所の口座を登録する
ウォレットを作成する
ウォレットに取引に必要な仮想通貨を送金(イーサリアムなど)
NFTマーケットプレイスで価格などの販売条件を設定
出品・アップロード
NFTアート販売開始

この記事では、NFTアートとは何か、初心者向けに解説してきました。日本でもニュースで報道されるなど徐々に話題になりつつあります。これからさらに世界、日本で盛り上がりを見せる可能性があります。これまで触れてこなかった方々も、取引所とNFTマーケットプレイスに登録し、NFTアートの販売を初めてみてはいかがでしょうか?

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