近年、海外のオークションにてNFTアートが75億円で落札される、小学生の自由研究で数百万円の売上になったなど、話題を集めています。
この記事では、NFTとは何か、NFTの販売方法について初心者のかたでもわかるように解説していきます!
NFTを始めるには、取引用の仮想通貨「イーサリアム」が必要になります!まだ仮想通貨取引所の口座を持っていない方は、アプリダウンロード数No.1のCoincheckが非常におすすめです!
NFTとは
NFTとは、Non-Fungible Tokenの略語になります。
ではNon-Fungible Tokenとは何か?
Non-Fungible Tokenとは、直訳すると「代替不可能なトークン」という意味になります。
日本語にさらに分解すると以下に訳すことができます。
代替不可能:とって変わることのできない
トークン:しるし
NFTは、本来ならば簡単にコピーできてしまう、画像や動画などのデジタルデータを唯一のものとしてその所有者を証明するものです。
NFTアートとは!?
NFTアートとは、NFTとデジタルアートを組み合わせた作品のことを指します。
これまでデジタルアート作品はネットの普及に伴い、コピー&ペーストが容易に行え、作品の気象性、所有者の有無が不明確でした。
しかし唯一のものとしてその所有者を証明できるNFTによって、デジタル作品の希少性を保証することが可能になり、アーティストも購入者も満足できる点からNFTアートは大きく期待されています。
NFTアートの作品例
では、どのようなNFTアートがあるのでしょうか?作品例を見ながら解説していきます!
75億円で落札! 「Everydays – The First 5000 Days」Beeple
デジタルアート作品『Everydays – The First 5000 Days』が75億円で落札され、世界最高額のデジタルアート作品として一躍話題に上がりました。
5年分の自撮りが1億円に!?
こんな作品があるのかと私も驚愕した作品です!
インドネシアの大学でコンピューター・サイエンスを学ぶ、22歳のSultan Gustaf Al Ghozaliさんが、18歳から22歳までの5年間、毎日撮り溜めた自撮り写真をNFTアートして出品。1,000枚ほどの写真が売れ、価格が上がった結果合計100万ドル(約1億1400万円)に到達!
日本人の生涯年収平均の半分を自撮りで稼いでしまうという衝撃的な作品でした!
小学生の自由研究が380万円に!Zombie Zoo Keeper(ゾンビ飼育員)
今回の事例は、日本の小学生が自由研究でNFTアートに挑戦したところ出品した作品が最高で2ETH(約80万円)で落札!合計で380万円を売り上げ一躍話題になりました!
NFTアートの特徴
NFTアートの特徴は以下の5つです。
NFTアート作成・販売方法
意外と簡単に作成できるNFTアート!ここではその作り方と販売方法について解説していきます。
NFTアートの作成方法
NFTアートは、皆さんもよく知るphotoshopやIllustratorや動画編集ソフトなどで作成することができます。NFTアートの対応フォーマットは以下になります。
NFTアートの出品・販売方法
続いては、作成した作品を出品・販売する方法について解説していきます。
以下の方法で出品・販売できます。
- NFTマーケットプレイスに登録
- 仮想通貨取引所の口座を登録する
- ウォレットを作成する
- ウォレットに取引に必要な仮想通貨を送金(イーサリアムなど)
- NFTマーケットプレイスで価格などの販売条件を設定
- 出品・アップロード
- 販売開始
NFTマーケットプレイスに登録
NFTマーケットプレイスとは、作成したNFTアートを出品したり、その他の利用者同士がNFTアートを仮想通貨(イーサリアム)で売買できるプラットフォームのことをさします。
人気のNFTマーケットプレイスは以下の通りです。
まずは上記のサービスに登録を行います。
仮想通貨取引所の口座を登録
次に取引に必要な仮想通貨(イーサリアム)を手に入れるために仮想通貨取引所の口座開設します。
日本国内でおすすめの仮想通貨取引所は以下になります。
まずは、一番人気のCoincheckで口座開設を進めてみましょう!
ウォレットを作成する
次にウォレット作成に入ります。NFTプラットフォームを利用する場合、資金管理のためにウォレットを作成する必要があります。いわゆるNFTプラットフォーム内の財布の役割をするものです。
おすすめのウォレットは、MetaMaskです。
GoogleChromの拡張機能に追加して使用することが可能となっています。
拡張機能に追加したところで、ウォレットの作成ボタンを押し、ウォレットが作成できます。
ウォレットに取引に必要な仮想通貨を送金(イーサリアムなど)
先ほど作成したウォレットに仮想通貨取引所から送金を行います。送金手順は以下になります。
送金手順
- コインチェックの会員ページメニューから「コイン送金」に進む
- Ethereumを送る を選択
- 送金する金額(ETH)を入力し、MetaMaskへ送金
NFTマーケットプレイスで価格などの販売条件を設定
続いては、作成したNFTアート作品をOpenSeaで出品するにあたり、金額など各種設定を進める必要があります。下記フローで出品が可能です。
OpenSeaでの出品手続き
- OpenSea 画面右上の『Create』または中央の『作成』をクリック
- 『Create new item』というページが表示
- 作品データのアップロードおよび必要事項に記載
- すべての入力が終われば、画面下部にある「Create」をクリック
出品・アップロード
上記、フローで詳細の設定を行なったら、あとはアップロードすることで自身のNFTアートの販売を開始することができます。出品するまでは簡単ですが、そのNFTアート作品の背景・意図を説明することや価格帯、インドネシアの大学生のような独創性がないと簡単には売れないのもNFTアートの特徴です。
OpenSea出品時のガス代について
ガス代とは、イーサリアムのネットワークである、イーサリアムチェーン利用時に発生する手数料のことを意味しています。OpenSeaは、イーサリアムチェーンを利用しているため、OpenSea利用時にガス代が発生します。ガス代の価格は、取引量によって変わります。ガス代は、「Gwei(GASの単位)×ガスリミット(GASの上限)」で算出されます。
ガス(GAS)代の現在価格を確認する方法
ガス代は、『GAS NOW』で確認することが可能です。ガス代は、ETHのネットワークの利用や、NFTへの注目度によって変化する可能性が高いため、平均的な相場を決めることが難しいものです。
この記事のまとめ
この記事では、NFTアートとは何か、初心者向けに解説してきました。日本でもニュースで報道されるなど徐々に話題になりつつあります。これからさらに世界、日本で盛り上がりを見せる可能性があります。これまで触れてこなかった方々も、取引所とNFTマーケットプレイスに登録し、NFTアートの販売を初めてみてはいかがでしょうか?
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